高度なシステムを使うには高度な知識がいる

 高度なシステムは利用者に高度な知識を要求します。大企業と異なり中小企業には、多くの場合高度なシステムを扱える人材が多くいるとは限らないでしょう。いくら機能が素晴らしくても利用者が使いこなせないシステムならば導入する意味がなくなってしまいます。企業それぞれが自らの身の丈に合ったシステムを導入すべきです。

 また、新しいシステムを導入する際には、導入教育の稼動を十分見込んでおくのがよいでしょう。当り前の話のようですが、結構できてない会社が多いようです。システムは、より効率的に使われてこそ価値がでるのですから、そのための稼動を惜しむべきではないでしょう。もし、使いにくいことがわかったら、改善方法をじっくり考え、機能追加(機能変更)します。このような改善を経てシステムは価値を増していきます。