2009-01-01から1年間の記事一覧

でかいサンタになれ!

メリークリスマス!

ITが本当に力を発揮するやりかた

ホワイトカラーの労働力の変化の原因は、ITとグローバル化だ。 ITというと「そんなものは結局枝葉末節で自分の仕事の本質とは何の関係もない」と思う人が多いだろう。私もそう思う。日本でITというのは、「今ある仕事をコンピュータシステムに乗せること」だ…

ムダな闘いを避けることこそ、マネジメントの最大の仕事なんだ

「ムダな闘いを避けることこそ、マネジメントの最大の仕事なんだ。戦略とは戦いを略すことだからね。失注のコストほど、見えにくいが大きなコストはない。」 R先生との対話 −− 競争力はどこにあるのか::タイム・コンサルタントの日誌から 素晴らしい指摘です…

営業マンによる「生産性が高い」の定義について

技術者の方は、より少ないインプットで大きなアウトプットを出すことを「生産性が高い」と呼んでいるように感じます。 営業の私にとっての「生産性が高い」は、より少ないインプットで、顧客の需要を満足させかつ社内に多くの利益をもたらすことです。「生産…

アイデアを出すだけなら外の人でいい

人材募集はウェブのみで実施していますが、依然として10人中6〜7人は「古い建物が大好きです」「デザイン、リノベーションがやりたい」となります。でも、「そういうことを世の中に増やしていく仕掛けとして、極めて地道な営業の仕事をやるんですよ」という…

サービスは付加価値をつけた途端ニッチになってしまう

考えるのは、外の人でもいいですからね、ある意味。ただアイデアを出すって・・・。 コンセプトドリブンの仕事とか事業とかになると、より組織作りが重要になってきます。「ビジネスモデルを作ってしまえば、あとは誰でもできる」というのは拡大しやすいし、…

身も蓋もない話

ソフトウェアって、正直言うと、中身がいいか悪いかは、商売上の成功とほとんど関係ない。なぜなら、お客さんには中身は見えないので。スパゲティコードでも、とりあえずお客さんの要求を満たして、マーケティングが上手であれば、そこそこ成功する。 お金が…

そして、カツオ一本釣り船が生き残った

「きれいごと抜きでゆうけんど、おらが漁師は釣るまでが仕事やき。岸壁にあげたら最後、相手任せになっちゅうけんど、自分で値段をつけんことにゃ、ダメになるに決まっちゅうろう」 真剣な眼差しで熱弁を振るう明神は、高知県西部、土佐佐賀港でカツオ一本釣…

クラウドを他業界の方に説明する

クラウドコンピューティングがバズワードになっています。言葉が有名になったわりには、概念を正確に説明せよと言われるとむつかしい単語です。 ある企業さんでは経営者が、クラウドが流行っているようだからと、情報システム部門を減員したりして、なんとな…

システム開発の小ネタ

システム開発のマーケットには、カローラが必要な顧客に対してポルシェを薦めるベンダーと、カローラを買ったのになぜポルシェじゃないのかと怒るユーザがいる…気がします。利益が相反するベンダーとユーザを結びつけるのが私の仕事なのです。色々困難があり…

より少ないコストで取材し、人々が金を払うニュースを安いコストで提供すればよい

いずれせよ、取材に参入した人or組織は、まさかタダ働きするはずはないのだから、記者クラブ開放をビジネスチャンスとしてみなしているのだろうと思う。 NPO的な動機でもよいが、それでも法人なら人を雇うコスト、または個人なら最低銀餓死しないだけの収…

本の偽金化

では、なぜ「売れないからたくさん作る」という出版業界特有の論理が成立するのでしょうか? その背景には、本の偽金化というシステムが潜んでいるのです。 本は出版業界(出版社・取次・書店)という村における地域通貨だとも言われています。 出版業界では…

やる・やらないの判断は「月30万円の収入」

アドバイスその2 やる・やらないの判断は「月30万円の収入」 ソウ・エクスペリエンス設立に当たっては、理想的なケースで展開できた場合の売り上げや利益などを試算したり、最低限必要のコストを考えたりもししました。この際、一番重要視したのは、「1人が…

新聞が衰退するかんたんな理由

なぜ新聞がこのような苦境に陥っているのか? その理由が知りたい人には、それが最も顕著にわかる事実を教えてやろう。つまり「活版印刷は設営・運営が恐ろしく高価だ」という事実だ。これはグーテンベルグの時代から当たり前にあった経済の一断面だが、それ…

金沢で飲む

昔の会社の同僚と5年ぶりに会いました。 以前より痩せて、精悍な感じになっていました。 四方山話がとまらず、遅い時間まで引き止めてしまいました。 とても楽しい時間でした。 ありがとうございました。

会計システムには付加価値がない?

会計システムは、最早付加価値を失っていると思います。要は、財務三表を作成するシステムでしょう?これほどシステムが要求される成果物が明確なシステムはありません。よって、構築に対して難易度が高いと思えないし、特殊性を盛り込む余地も少ない。 ただ…

「お願いされる仕事」は 全部やめる

「お願いされた仕事」について構想を練る時間を一日もらえますか、とか、 この話についてはいろいろ考えなければならないので、ひと月待ってくださいと言って、 無理ですと言われたらそれはもう、断る。 逆に、そういう時間をもらえたら構想を練って、こうい…

これからがんばって損をするんだ

みうら: 「あんがいお前は損してないから、仕事を頼まれたときにも いくらぐらい損したらいいんですか? と自分から言え」って。 糸 井: ああ。 みうら: 糸井さんにそう言われて オレはそれを考えながら家に帰りました。 よく考えてみると、 『アウトドア…

品質という概念の変化について

ええ。ユーザーに品質が悪いと認知されてしまうのは、会社にとっては致命的ですよね。私もサービスを立ち上げる時など、「ヘビーユーザーにミスを指摘されるのではないか」という恐怖心があります。でも、Twitterはお構いなしだったんですよね。 それでもサ…

「マス」を相手にしたマーケットがやばくなってきた

「マス」を相手にしたマーケットがやばくなってきたのも皆さんご承知の通りですね。昔だったら、自分ももう少し好き勝手に言えたんですよ。「いいじゃん、一部の趣味人が楽しんでくれれば」と。 ところが今はそう言った途端、本当に(DVDが)1000本も売れな…

THE BRADY BLOG

THE BRADY BLOG の大ファンです。 こんなルーザー物語*1に泣けてしまうのは、自分が偽善者だからなのか。非人間的な程の面白がりだからなのか、よくわかりません。確かなのは傑作揃いということです。 *1:子供に対してルーザーといってしまうのはなんですが

出版産業の崩壊とその次に来るもの

「町のパン屋さん」のような出版社:たけくまメモ非常に気に入ったエントリです。私は自営業者の息子なので、このような家庭内手工業的なビジネスの話を読むとワクワクしてしまうのです。 「町のパン屋さん」のような出版社ができないだろうかと、考えるので…

ハイブリッド自動車のバッテリを移動発電所として使う

僕のはどうも、貧乏くさいだけですけども、でもプラグインというか、動くエージェント自身がダイナモになるというのはありますね。非常にありますね。 逆に欧州とか、とくにアフリカなんかでは、でかいバッテリーパックを2個も3個も持っていって、充電できる…

企業のIT成熟度モデル

少し前の話なのですが、旧スターロジック、現マジカジャパンの羽生社長のセミナーに参加してきました。 このお話の中で、「企業のIT成熟度モデル」というのが私にヒットしました。企業の成長ステージにあわせて必要なシステムが変わってくるというお話なので…

UIの革新はトップダウンでなければできない

UIの革新はトップダウンでなければできない。ジョブズとか宮本茂さんのような人がいる会社じゃないと、UIの革新、ユーザ体験を一から創造し直すことはできない。 Google OS が画期的なOSにならない7つの理由::アンカテ UIの革新は「選択と集中」を決める作業…

三沢光晴追悼特集を見て

ジャンボ鶴田超えを目標としていたところの三沢は正に若武者という風情で、体の切れもエルボーの威力も抜群。今見ても血が熱くなってきます。あのころのプロレスはよかったなぁと年寄りじみたことを考えてしまいました。

メガネ21 底が丸見えの底なし沼

昨日のカンブリア宮殿は、「メガネ21」でした。 異様なビジネスモデルで経営されている企業ですが、83億の売上を上げて利益もちゃんと上げている立派な会社です。 ビジネスモデルの詳細は下のリンクなどを見てください。21(トゥーワン)の経営はスゲぇ これ…

三沢光晴さんの訃報

プロレスラー三沢光晴さんが昨日亡くなったそうです。 バックドロップを受けて動けなくなったとのことですが、受身の達人と言われた彼にとって信じられない原因です。 三沢光晴と言えば、過去に数々の名勝負を残していますが、私のベストメモリーは、エルボ…

孤高の男

小学一年生の我が息子は、空気読めない読まない読むつもりもない男。 幼稚園時代に人間関係に悩むお母さん's にああいう人になりたかったとまでいわせたマイペース男だ。 マイペースゆえに一人で遊んでいることが多いらしい。ある日、妻が息子に質問した。 …

風に舞い上がるビニールシート

「風に舞い上がるビニールシート」というNHKのドラマ。 偶然、新聞の紹介記事に興味を引かれて録画して、通勤中にiPodで見ました。 あまり期待もしてなかったのですが、非常に面白いドラマでした。ヒロインの吹石一恵さんも魅力的です。 あんまり面白いので…