2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日本のソフトウェア産業が弱い理由

ソフトウェア産業のようなシーケンシャルイノベーション(sequential innovation)、チェインリンクドモデル(chain-linked model)、アジリティ(agility)等を要求する産業での競争力の最大の根源は、急速に消費される製品にではなく、次々と新しい製品を作り出…

システム構築に時間をかけては間に合わない

システム企画からシステムの利用開始までの期間が短ければ短いほど企業が得る利益は大きくなる。この考え方を否定する人はいないでしょう。 時間を重視する成長企業は、情報システムの“ユーザー企業”として情報化施策を組み立てる時にも、同様の姿勢で臨みま…

日本の合理性について

日本人と合理性について調べていましたら、経産研究所のセミナー:「日本の合理性」の議事録に面白い記事を見つけました。 ソフトウェア分野で日本が弱い理由は何かを議論の出発点としているので、ソフトウェア開発の観点から考察されています。スピーカーの…

時間の流れが変わる

アンビエント=遍在。iPodにより、物理的にたくさんのアルバムを持っていることに価値がなくなった。レコードは、かつて時系列で聴かれていた(時代と結びついていた)。今の若い人は古いもの・新しいものを区別しないで聞く。電子本でも、劣化しないので、…

大型書店すらなくなる

Amazonの登場や書店の大型化の陰で、小規模書店が撤退していっている現状がありますが、撤退の波が大型書店にも及びそうです。というのは、iPhone, iPad, Kindle などの高度な読書ソリューション*1の登場が原因になるでしょう。ところで、自分にとって、書店…

インターネットにやってくる次のトレンド

かつてフレッド・ウィルソンが The Golden Triangle で喝破した、モバイル、ソーシャル、そしてリアルタイムという三つのメガトレンドを補助線にすると、奇異を感じた並びにだんだん説得させられる感じがあるから不思議です。ビジョナリーとしてのティム・オ…

商品があるのは、ビジネスの出発点に過ぎない

何かを売るのはしばしばそれを作るより難しい。商品があるのは、ビジネスの出発点に過ぎない。 episode:49「いつまでも「将来性のある金の卵」を温めていられれば、心はどんなに楽だろう。」::第3企画室、出動す この小説、面白いんですよね。

普通にフェアでありたい

だって仕事なのですから、お互いの条件を調整してからGOというのは基本ですよね。後で揉める方が、時間もエネルギーも余計にかかりますし。それで、「スケジュールやご予算など、条件をおうかがいした上で、お引き受けできるか、お返事させていただきます」…