2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

よくあるジェネレーションギャップの話

「10年は泥のように働け」「無理です」――今年も学生と経営者が討論 − @IT こんな話はIT業界に限らず、どの業界の年寄りに聞いても同じような話をすると思います。普遍的なジェネレーションギャップについての記事でしかありません。しかし、マスコミはセン…

みんなをハッピーにするシステム

システム開発の目的は、往々にして業務プロセスの効率化です。業務プロセス効率化が達成されるということは、従来それに携わっていた人間の稼動がスリムになるということです。 つまりは、人件費の合理化がゴールなのです。人件費合理化を提案する SIer って…

ワーキングプアの再発見について

ワーキングプアっていつの時代にもいて、最近それが再発見されただけだよね、という面もあるのでしょう。一方で何故この時期にワーキングプアが再発見されたのかという背景も無視できない。 … 何故ワーキングプアが再発見されたかといえば、これまでワーキン…

システム構築サービスは高付加価値商品なのか

昔、PC関連機器の営業をしていた頃に、「消耗品をあつかう営業マンは、彼もまた消耗品」という恐ろし気なことを教えられたことがあります。そのせいかわかりませんが、今はシステム構築サービスという高付加価値商品を扱う会社に転職して働いています。まあ…

しょう油と味噌がない生活

レコーディングダイエットをやっています。摂取カロリーを記録するとこで、無駄なカロリー摂取がコントロールできるようになるというのがポイントのダイエット法です。 私は一日のカロリー摂取を1500キロカロリーに抑えているのですが、これをやると煮物の甘…

SIer における不良在庫とは

製造業や商社、小売と異なり、SIerには不良在庫が発生しないはずです。*1 強いてあげれば、稼動していない人間かな?という危険な考えが脳裏に浮かんだりもしますが、それ以前に検討すべきものがあります。それは、プログラムやドキュメントです。プログラム…

実用品としての本

わたしは本を汚すことに抵抗があります。書き込みはもちろん、アンダーライン、ページを折るなどの行為が好きではありません。 一度汚してしまうと、古本屋への販売や図書館への寄付に支障があるなどの実用的な理由(笑)があることにはあるのです。しかし本…

投資対効果が高いシステム構築をするには

SIベンダーが提案しやすいITシステム導入のテーマは、バックオフィスの効率化です。ITシステムを使って業務効率を上げて、生産性を上げる行為は成果が想像しやすいからです。実際、成果もでやすいと思います。 ただ、このアプローチには落とし穴があって、本…

子供格差とはひどい煽り

5/17付の週刊東洋経済の特集は、「子供格差」です。 教育にはお金が必要で、それを賄う親の貧富の差によって子供の未来が決まってしまうという話です。 上記のように、良質な教育にはお金がかかるという当り前の話を情緒的な記事に仕立てて掲載しているメデ…

知の生産者を目指そう

これからの知的生産は、組織ではなく時間の勝負になるのではないでしょうか。 僕は「在野の時代」が来ると思っているんです。 大学などの組織に属していなくても、時間が自由に使える状態にあれば、それはとても大きなアドバンテージになる。 早期にリタイア…

*[その他]Google以後の情報整理法

My Life Between Silicon Valley and Japan グーグルに淘汰されない知的生産術はじめて、スターをつけました。凄い記事です。大感謝。 つまり、気になった記事や論文を切り出して、ファイルに保存して……といった旧来の整理法はもはや無意味で、自己満足にし…

道筋みたいなものが見えない人

5月8日に発売される「私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる」という本で教育学者の斎藤孝さんと対談したときに, いわゆるできない子っていうのは,できる人にとっては当たり前な,これをやればこうできるという道筋みたいなものが見えなくて,霧の中にいる…