*[その他]Google以後の情報整理法

My Life Between Silicon Valley and Japan グーグルに淘汰されない知的生産術

はじめて、スターをつけました。凄い記事です。大感謝。

 つまり、気になった記事や論文を切り出して、ファイルに保存して……といった旧来の整理法はもはや無意味で、自己満足にしかなりません。これは紙によるアナログなものだけを言っているのではなく、デジタルのデータを自分のパソコンに保存するとしても同じことです。グーグルが全世界規模でブルドーザーのように情報整理を行っているので、印象に残った記事や論文全体を読みたいのなら、関連するキーワードを三つくらい入力してグーグルで検索すれば、すぐに呼び出せるようになります。

 それでは、今意味のある情報整理とはどういったものなのでしょうか。


 僕は近年のグーグルの急成長を受けて、グーグルで一から探すよりもずっと早く必要な情報のエッセンスに辿り着けるよう、情報整理の技術を磨いてきました。

 まず、情報全体をそのまま保存するのではなく、元の情報を凝縮したものを書き出します。それは要約でもいいと思いますが、僕の場合はその文章の「肝」だと感じた箇所を抜き書きするようにしています。

 私は元々本好きというのもあり、文字情報を取り込むのが得意です。しかし、年の功というのか、情報の中にノイズを感じることが増えてきました。エッセンスだけにアクセスできればよいのに・・・というわがままな思いを持っていたのですが、ここまで徹底してエッセンスのみを抽出することに拘る人がいるというのは驚きです。そして、工夫の余地はまだまだあることに気付かせてもらいましした。
 感謝、感謝の気持ちです。