モチベーションがあがらない理由

3つ目は、仕事の難度の高まりである。あまりに難しい仕事を課されている場合、人はストレスを感じ、「なぜここまで難しい仕事をしなければならないのか」という思考になる。このような場合、少しの成果やそれに対する評価が高まるだけの外的な報酬では動機付けられなくなってしまう。


成果主義が失敗したいまだからこそ、社員が仕事に燃える理由を探す: 「小さな革新企業たち」: NBonline 

以上の引用は、
ビジネスマン(特にサービス業についてフォーカスした記事)のモチベーションがあがらない理由を説明している中の3つ目です。


今話題の医療崩壊の理由のひとつに、医療の高度化(難度の高まり)が挙げられていますが、
一般的な企業業務の現場でも同じことが発生しています。


業務範囲の拡大はもちろん、業務ルールや使用するツールや事前に了解しておくべき知識の増加など
仕事の難度も高まってきているのです。


仕事の難度が高まっても、それに従事する人間の能力はそんなに簡単に高まりません。
結局ビジネスマンは難しくなった仕事に対して苦心しながら立ち向かうわけですが、それが社会で高まるストレスの原因になっているのでしょう。


さらにこれを遠因として、訓練されていない労働者が新しい職場に移ることを困難にしているのではないでしょうか。