記事スクラップ

有能な人材は限られたリソースである

僕たちはもう、無責任な消費者ではいられなくなってしまった。 不安だから買いだめをする、という「消費者として当たり前な行動」が、この世界に不安と恐怖を拡大する行為だ、ということを思い知らされた。 ネットに「正確な情報を!」「責任者は逃げるな!…

ワンクリックでモノが作れる時代

日本に固執せず、世界を視野に製造業を考える永守だが、最近感銘を受けた雑誌『プレジデント』のインタビュー記事があるという。昨年末、話題になった『フリー(FREE)』(日本放送出版協会)の著書、クリス・アンダーソンの語った内容が、自分の思い描いて…

消費のクリエイティブってなにそれ?

糸井 マイケルの遊園地って、 なんだか幼児がひとりで夢見る「お菓子の国」みたいなものじゃないか、 って気がするんです。 すばらしいお菓子の国。アートとしても天下一品。 でも、みんな食べちゃだめ! このすごいお菓子の国を食べていいのは、ボクだけな…

商品があるのは、ビジネスの出発点に過ぎない

何かを売るのはしばしばそれを作るより難しい。商品があるのは、ビジネスの出発点に過ぎない。 episode:49「いつまでも「将来性のある金の卵」を温めていられれば、心はどんなに楽だろう。」::第3企画室、出動す この小説、面白いんですよね。

普通にフェアでありたい

だって仕事なのですから、お互いの条件を調整してからGOというのは基本ですよね。後で揉める方が、時間もエネルギーも余計にかかりますし。それで、「スケジュールやご予算など、条件をおうかがいした上で、お引き受けできるか、お返事させていただきます」…

日本人はマスマーケティングを好むのか?

具体的にいえば、ミラノのデザイナーはスイス、ドイツ、フランスあたりの国との文化差は日常レベルーバカンスでの旅であってもーで勘がついており、意図せずとも、それを踏まえアイデアを練ろうとします。異文化の日常性です。しかし日本の多くのデザイナー…

ムダな闘いを避けることこそ、マネジメントの最大の仕事なんだ

「ムダな闘いを避けることこそ、マネジメントの最大の仕事なんだ。戦略とは戦いを略すことだからね。失注のコストほど、見えにくいが大きなコストはない。」 R先生との対話 −− 競争力はどこにあるのか::タイム・コンサルタントの日誌から 素晴らしい指摘です…

アイデアを出すだけなら外の人でいい

人材募集はウェブのみで実施していますが、依然として10人中6〜7人は「古い建物が大好きです」「デザイン、リノベーションがやりたい」となります。でも、「そういうことを世の中に増やしていく仕掛けとして、極めて地道な営業の仕事をやるんですよ」という…

サービスは付加価値をつけた途端ニッチになってしまう

考えるのは、外の人でもいいですからね、ある意味。ただアイデアを出すって・・・。 コンセプトドリブンの仕事とか事業とかになると、より組織作りが重要になってきます。「ビジネスモデルを作ってしまえば、あとは誰でもできる」というのは拡大しやすいし、…

そして、カツオ一本釣り船が生き残った

「きれいごと抜きでゆうけんど、おらが漁師は釣るまでが仕事やき。岸壁にあげたら最後、相手任せになっちゅうけんど、自分で値段をつけんことにゃ、ダメになるに決まっちゅうろう」 真剣な眼差しで熱弁を振るう明神は、高知県西部、土佐佐賀港でカツオ一本釣…

やる・やらないの判断は「月30万円の収入」

アドバイスその2 やる・やらないの判断は「月30万円の収入」 ソウ・エクスペリエンス設立に当たっては、理想的なケースで展開できた場合の売り上げや利益などを試算したり、最低限必要のコストを考えたりもししました。この際、一番重要視したのは、「1人が…

「お願いされる仕事」は 全部やめる

「お願いされた仕事」について構想を練る時間を一日もらえますか、とか、 この話についてはいろいろ考えなければならないので、ひと月待ってくださいと言って、 無理ですと言われたらそれはもう、断る。 逆に、そういう時間をもらえたら構想を練って、こうい…

これからがんばって損をするんだ

みうら: 「あんがいお前は損してないから、仕事を頼まれたときにも いくらぐらい損したらいいんですか? と自分から言え」って。 糸 井: ああ。 みうら: 糸井さんにそう言われて オレはそれを考えながら家に帰りました。 よく考えてみると、 『アウトドア…

品質という概念の変化について

ええ。ユーザーに品質が悪いと認知されてしまうのは、会社にとっては致命的ですよね。私もサービスを立ち上げる時など、「ヘビーユーザーにミスを指摘されるのではないか」という恐怖心があります。でも、Twitterはお構いなしだったんですよね。 それでもサ…

「マス」を相手にしたマーケットがやばくなってきた

「マス」を相手にしたマーケットがやばくなってきたのも皆さんご承知の通りですね。昔だったら、自分ももう少し好き勝手に言えたんですよ。「いいじゃん、一部の趣味人が楽しんでくれれば」と。 ところが今はそう言った途端、本当に(DVDが)1000本も売れな…

ハイブリッド自動車のバッテリを移動発電所として使う

僕のはどうも、貧乏くさいだけですけども、でもプラグインというか、動くエージェント自身がダイナモになるというのはありますね。非常にありますね。 逆に欧州とか、とくにアフリカなんかでは、でかいバッテリーパックを2個も3個も持っていって、充電できる…

要はコモディティが一番儲かるんですよ

――最後に聞きますが、基本的にスター・マイカが買う中古マンションは2000万〜3000万円の物件が中心ですね。なぜこういった低価格のマンションを扱うのでしょうか。水永 その価格帯がコモディティ、流通する一番のボリュームゾーンなんですよ。多くのシェフは…

報告内容のテンプレ化

社員から話を聞くとき、意思決定者がほしい情報は少しなんです。 要は、「どういう問題を、どういう方法で解決したいのか」 極端に言えば、もうそれだけでいい。 ところが、話す側は、「自分はこれも調べた。あれも考えた」とアピールしたい。だから、話がう…

冷泉彰彦さんに、なにかと訊く。

ほぼ日から、面白いと思った部分だけ抜き書き。 かなり「できる」はずの外交官も、 国連総会なんかではカタカナ英語でやったりするらしいんです。 むかしはね、絶対ヘンだって思ってたんですけど、 英語を流暢に操る外交官を見たら 「この人、日本の国益を代…

モチベーションがあがらない理由

3つ目は、仕事の難度の高まりである。あまりに難しい仕事を課されている場合、人はストレスを感じ、「なぜここまで難しい仕事をしなければならないのか」という思考になる。このような場合、少しの成果やそれに対する評価が高まるだけの外的な報酬では動機付…

相手につくす

「人を呼ぶのは面白いものだよ。呼べば喜んできてくれると思ったら大間違いだね。どういう方法で招いたらば、2時間でも、3時間でもうちとけてもらえるか。そこを考えるのが面白いのだ。この点は、茶人が一番、心得ておる。あの豪傑の秀吉が、利休に茶道を訊…

やる気を高める方法

僕がいろんなことに口を出し過ぎるのではなく、今度は職人を徹底的に尊重しようと。職人を育て上げ、それに投資する組織を考えたのです。それがホワイトカラー、クリエーティブのセル生産を実現する会社です。最初にコンセプトができました。で、職人を育て…

アイデアを出させない方法

個人のアイデアを引き出す方法は様々ですが、アイデアを出させない要因というのは決まっているんです。 分業体制と「権限がない」ことと、アンフェア。これがアイデアを失わせる要素です。ですから、これらを取っ払った組織を作ろうと思ったんです。実は、こ…

メイド・イン・ミー

糸井 アンリさんは、どこで作ろうが、 アンリさん作なんですよね。 チベットで作ろうが、日本で作ろうが、 メイド・イン・ミーですよね。 アンリ メイド・イン・ミー(笑)。 ありがとう。 2008/11/7:ヒッピーの時代の子供たち-ほぼ日刊イトイ新聞 メイド・…

想定顧客の分母は小さくするべきということ?

1101新聞で、想定読者はどこなんだと疑問に感じるほどニッチで、だけど素晴らしくかつ、難しい鼎談を掲載しています。掲載コストが低いインターネットだからこそ実現する企画ですね。まったくありがたいです。 岩田 マスに向けた行動になってしまうと、底引…

マーケティングの自動化

マーケティングの大部分が自動化されるようになるのは間違いない。 企業の「ベルリンの壁」を叩き壊すのが広報の仕事になる-湯川鶴章のIT潮流 「自動化」という言葉が似合わなかった「マーケティング」すら自動化が進んでいくらしい。