農業ロボット

 市民のための環境学ガイド」という良質な環境関連サイトがあります。最近追加された記事の中に、日本の農業が今後進むべき方向性に関する言及がありました。

われわれの主張は、

(1)日本特産の高付加価値農業
(2)お裾分け型農業
(3)超自動化農業ロボット

この3つを適切な時間スケジュールで、バランスよく行うことが日本農業の再生策。


金沢大学シンポでの質疑・議論 :市民のための環境学ガイド

 わたしも同意見で、特に(3)の部分に関する提言は深く頷ける内容です。
 カロリーベース食料自給率を高めるには畜産業への国産飼料の供給が重要ですが、飼料は国際価格が低すぎて日本で成り立たせるには相当合理化しないと引き合いません。
 すると、日本が目指すのは持ち前のロボット技術を利用した農業の自動化しかないのでしょう。
 現実にもこの分野の研究が進んでいて、田植えロボットが”「今年のロボット」大賞2008”に選出されています。