右翼と左翼で右往左往

題と内容はあまり関係ありません。

国家社会主義の様な、思想的には極右だが経済政策的には左よりの政策を標榜する勢力が、今は該当するものが思いつかないが、どこかに産声を上げて、徐々に力を付けて来る時代が到来するかもしれない。

20世紀の復活:漂流する身体。

2006年のエントリですが非常にするどい読みで、危うくも実現しそうな雲行きですね。
考察も面白く、天才か?という感じ。

知識自体が主な生産手段となり、その知識がITによってコモディタイズすると、20世紀の雇用の大半を占めたホワイトカラーが知識からより効率良く生産をする層と、その層をサポートする為の単純なサービスを行う層に分解されつつある。

20世紀の復活:漂流する身体。

この考察も面白い。さらに言うと、ITインフラの整備が進むにつれて、前者のホワイトカラーはより力を持つ少数へと選別され、後者に転落する人が増える。といったところでしょうか。
オソロシや。

持たざる者は誇りを傷つけられているケースが多いから、容易に誇りを持てる思想との親和性は本来高いはずである。


国家社会主義の足音:漂流する身体。

文章の切れ味がいいです。
非常に楽しませていただきました。よいサイトです。ありがとう!