営業の苦労、技術者の苦労

営業と要件定義: 株式会社スターロジックの羽生章洋が書いてるブログ

面白いエントリです。
これを読んで感じたことを書いてみます。

ですから、実はシステムエンジニアあるいはプロジェクトマネージャという職業をしっかりこなせる人にとっては、実は営業職というのはそんなに難しいものではないと感じます。

その通りだと思います。
ただ、付け加えるべき重要なことがあって、それは顧客に否定されたり馬鹿にされたりすることに慣れないと営業はこなせないということです。
技術者は頭脳で勝負する人たちゆえに、このようなお客様との激しいコンタクトが得意ではないケースが多いようです。
営業担当者でもこのような対応はシンドイことなのですが、このようなことに慣れていますし、これに慣れないと営業担当者は勤まりません。

難しいのは実は狭義のマーケティンすなわち最初の集客・引き合い作りなのです。

これも全くその通りです。
このようなゼロを1にする活動の過程で、上のようなコンタクトが発生しますし、効率的な集客に頭を悩ませる必要があります。
そのほか、法務的な知識を利用したり、当然技術的な知識を持ったり、キーマンをかぎ分ける嗅覚を身に着けたりと、持つべきスキルは色々あって大変なのですが、これを理解できるのは同じ営業担当者だけでしょう。
図らずも、SEのスキルがあれば即営業ができるわけではないという話になってしまいました。