企業のIT成熟度モデル

 少し前の話なのですが、旧スターロジック、現マジカジャパンの羽生社長のセミナーに参加してきました。
 このお話の中で、「企業のIT成熟度モデル」というのが私にヒットしました。企業の成長ステージにあわせて必要なシステムが変わってくるというお話なのですが、観点が非常に新鮮だったのです。
 営業マン視点というか、中小企業の社長から見たITというか… 非常に地に足がついた説明でした。下のような内容です。

Stage1:: 社長力の時代 必要なシステム→会計ソフト・給与ソフト
Stage2:: 営業力の時代 営業事務支援ソフト
Stage3:: ラインの時代 基幹システム
まだ続きますが割愛

 「素晴らしいな」と思ったのは実務を軽視していないこと。自分で実務をやってないとStage2の発想はでてこないでしょう。
 Stage2の段階にある企業では、見積書とか納品書、請求書の型すらも決まってないために業務効率化もできず、こまった現場はエクセルで個別対応するしかなくて、野良エクセル帳票がはびこる…みたいな話をされてまして、実感がこもっている様子がまたよかったです。
 よいセミナーでした。