会計システムには付加価値がない?

 会計システムは、最早付加価値を失っていると思います。要は、財務三表を作成するシステムでしょう?これほどシステムが要求される成果物が明確なシステムはありません。よって、構築に対して難易度が高いと思えないし、特殊性を盛り込む余地も少ない。
 ただ、付加価値を失っても不要になったというのではなくコモディティ化したということで、むしろ企業活動のインフラとして必須のシステムになったといえます。インターネットメールや、電話網と同じような価値です。
 会計システムがほしいなら、パッケージソフトの利用がお得だと思います。そして、一般的な会計システムに載っていない特殊な機能がほしいときは、その機能を抜き出して別システムで対応したほうがいい。そうすれば、バージョンアップもメンテナンスにも便利だと思います。