インターネットにやってくる次のトレンド

かつてフレッド・ウィルソンが The Golden Triangle で喝破した、モバイル、ソーシャル、そしてリアルタイムという三つのメガトレンドを補助線にすると、奇異を感じた並びにだんだん説得させられる感じがあるから不思議です。ビジョナリーとしてのティム・オライリーは健在ということでしょうか。


ティム・オライリーの「インターネットOS」というヴィジョン: yomoyomoの「情報共有の未来」

いうまでもないのですが、3つのメガトレンドは下のような感じで既に実現されています。

ただしこれらのトレンドの発現はコンシューマの世界でこそ見ることができますが、ビジネスの世界ではまだまだだです。強いて言うなら、一部の先進的な企業が社員のモチベーション向上やインフォーマルグループの形成を目的としたSNSへの取り組みくらいでしょうか。実際に有効なのかどうかは疑問ですが。
私見ですが、業務にIM(インスタントメッセンジャー)を業務に持ち込めばかなり役に立ちます。ちょっとした依頼などがIMで簡便に完結するので、例をあげれば電話メモなんかが不要になります。ただ、セキュリティに問題があることやITリテラシーが低い方の抵抗感などを考えると、一般企業には未だ敷居が高い技術なのかもしれません。