大型書店すらなくなる

Amazonの登場や書店の大型化の陰で、小規模書店が撤退していっている現状がありますが、撤退の波が大型書店にも及びそうです。というのは、iPhone, iPad, Kindle などの高度な読書ソリューション*1の登場が原因になるでしょう。

ところで、自分にとって、書店がなくなることによって困ることは何でしょうか。

  1. ちょっとした時間つぶしができる場所がなくなる
  2. コンビニまたは駅売りしてない雑誌(すこし専門的な雑誌*2)を買えなくなる→そして買わなくなる

そして、世の中で私と同じ不便を感じる人が多いであろう前提において、その結果起こるであろう事。

  1. 茶店のニーズが増える
  2. 上のような雑誌が売れなくなる

上のような雑誌を作っている人は次の手を考えたほうがよさそうです。

2010年は初めに述べた読書ソリューションが普及する元年になりそうですが、本のヘビーユーザーである活字中毒者たちが紙メディアを選ばず読書ソリューションを選び始めたら、大型書店の撤退は加速していくのかもしれません。
立ち読みができなくなるのは、ちょっと残念かも。

*1:新しい読書端末のことだけではなく、iBooksなどのインフラを含めて論じてますのでソリューションと呼んでいます

*2: ニッチなファッションマガジンや、趣味をあつかうクラスマガジンなど