ワーキングプアの再発見について

ワーキングプアっていつの時代にもいて、最近それが再発見されただけだよね、という面もあるのでしょう。一方で何故この時期にワーキングプアが再発見されたのかという背景も無視できない。

何故ワーキングプアが再発見されたかといえば、これまでワーキングプアとはならなかった脛に傷のない高学歴若年層が、単にロスジェネ世代に生まれたという理由で、或いは博士課程まで進学してしまったせいで、真面目なままワーキングプアとなったことが目新しかったのでしょう。
ワーキングプアの再発見が学歴主義の裏返しであることの葛藤 - 雑種路線でいこう

非常にわかりやすいまとめだと思います。

以下は引用元へのコメントではなく、私の意見です。
従来のワーキングプア層と再発見のトリガーになった新しいワーキングプア層は、性格や摘要すべきソリューションも異なる、別のレイヤーです。
よって、それらはそれぞれを別の名称で呼ぶべきでしょう。マスコミは単純すぎる分類に溺れずに丁寧な情報発信をしてほしいです。