身も蓋もない話

ソフトウェアって、正直言うと、中身がいいか悪いかは、商売上の成功とほとんど関係ない。なぜなら、お客さんには中身は見えないので。スパゲティコードでも、とりあえずお客さんの要求を満たして、マーケティングが上手であれば、そこそこ成功する。
お金が入ってくれば、技術屋なんていくらでも買える。悲しいけど、これが現実なんだよね。
なぜこうなるかというと、経済学でいうところの「情報の非対称性」があるからなんだ。もしお客さんが、ソースコードの一行一行を精査する能力があるのなら、よいソースコードを書くことは、高い収入に直結するかもしれない。だが、実際にはそれはありえない。


金儲けというタブー::Rails で行こう!

確かに技術力の高さをアピールしたところで、お客さんがそれを正しく評価するのは困難です。技術も重要ですが、提案力はもっと重要で、それらは両輪として機能しなくてはなりません。
技術者の方、ビジネスにおいては受注が基点にならざるを得ないことも理解してくださいね。