2008-01-01から1年間の記事一覧

セブン&アイHDが農業参入

セブン&アイ・ホールディングスは19日、農業に参入すると発表した。・・・略・・・ セブンが設立する農業法人は、千葉県内の農家から2ヘクタールの土地を借り受け、大根やほうれん草など5品目を栽培し、ヨーカ堂の県内21店舗で販売する。全国展開後は、ヨー…

社会的課題を解決するシステム

予告inについて少し真面目に述べてみる - ロケスタ社長日記「予告.in」と云うインターネット上の犯行予告情報を検知するソフトが話題になっています。このようなシステムが、みんなをハッピーにするシステムなんでしょうね。そして、私にとって社会的課題を…

食料自給率を簡単に上げる方法?

−我が国の食生活の大きな変化− 我が国の食料自給率が低下した主な原因は、長期的には、我々日本人の食生活の大きな変化と考えられます。 1人1年当たりの供給純食料で見ると、ほぼ昭和40年間に、米の消費量がほぼ半分になったのに対し、肉類は5倍、油脂…

食料自給率は本当に低いのか

日本の食料自給率が低すぎるという議論があります。カロリーベースの食料自給率は、平成15年度において40%ですが、この数字だけを見ると確かに低すぎるという感覚が湧きます。しかし物事を感覚だけで判断するのは危険ですので、まずは、40%というのがどのよ…

アジャイル開発と契約

SIer がユーザ企業に対してアジャイル開発を利用したシステム開発を提案するとします。Sier は開発手法と同時に契約方法も提案することになりますが、どのような契約が適切でしょうか。 まず、請負開発契約では困難です。なぜならアジャイル開発の場合、SIer…

SIerの近未来ビジネスモデルは投資銀行

SIer の技術者派遣ビジネスや受託開発ビジネスによるビジネスモデルが皆さんからダメだしされています。どのようなビジネスモデルなら受け入れられるのでしょうか。 私は投資銀行型のビジネスモデルを提案します。まずは、古くなった業務プロセスあるいはシ…

家庭部門のエネルギー消費増原因

「PS3の消費電力は冷蔵庫の5倍」調査結果 − WIRED VISION 家庭部門のエネルギー消費増の一翼を担っているのがゲーム機であることは間違いないですね。 京都議定書の基準年である1990年以降、ゲーム機がどこまで悪影響を与えているものかしらと考えてエネルギ…

高度なシステムを使うには高度な知識がいる

高度なシステムは利用者に高度な知識を要求します。大企業と異なり中小企業には、多くの場合高度なシステムを扱える人材が多くいるとは限らないでしょう。いくら機能が素晴らしくても利用者が使いこなせないシステムならば導入する意味がなくなってしまいま…

よくあるジェネレーションギャップの話

「10年は泥のように働け」「無理です」――今年も学生と経営者が討論 − @IT こんな話はIT業界に限らず、どの業界の年寄りに聞いても同じような話をすると思います。普遍的なジェネレーションギャップについての記事でしかありません。しかし、マスコミはセン…

みんなをハッピーにするシステム

システム開発の目的は、往々にして業務プロセスの効率化です。業務プロセス効率化が達成されるということは、従来それに携わっていた人間の稼動がスリムになるということです。 つまりは、人件費の合理化がゴールなのです。人件費合理化を提案する SIer って…

ワーキングプアの再発見について

ワーキングプアっていつの時代にもいて、最近それが再発見されただけだよね、という面もあるのでしょう。一方で何故この時期にワーキングプアが再発見されたのかという背景も無視できない。 … 何故ワーキングプアが再発見されたかといえば、これまでワーキン…

システム構築サービスは高付加価値商品なのか

昔、PC関連機器の営業をしていた頃に、「消耗品をあつかう営業マンは、彼もまた消耗品」という恐ろし気なことを教えられたことがあります。そのせいかわかりませんが、今はシステム構築サービスという高付加価値商品を扱う会社に転職して働いています。まあ…

しょう油と味噌がない生活

レコーディングダイエットをやっています。摂取カロリーを記録するとこで、無駄なカロリー摂取がコントロールできるようになるというのがポイントのダイエット法です。 私は一日のカロリー摂取を1500キロカロリーに抑えているのですが、これをやると煮物の甘…

SIer における不良在庫とは

製造業や商社、小売と異なり、SIerには不良在庫が発生しないはずです。*1 強いてあげれば、稼動していない人間かな?という危険な考えが脳裏に浮かんだりもしますが、それ以前に検討すべきものがあります。それは、プログラムやドキュメントです。プログラム…

実用品としての本

わたしは本を汚すことに抵抗があります。書き込みはもちろん、アンダーライン、ページを折るなどの行為が好きではありません。 一度汚してしまうと、古本屋への販売や図書館への寄付に支障があるなどの実用的な理由(笑)があることにはあるのです。しかし本…

投資対効果が高いシステム構築をするには

SIベンダーが提案しやすいITシステム導入のテーマは、バックオフィスの効率化です。ITシステムを使って業務効率を上げて、生産性を上げる行為は成果が想像しやすいからです。実際、成果もでやすいと思います。 ただ、このアプローチには落とし穴があって、本…

子供格差とはひどい煽り

5/17付の週刊東洋経済の特集は、「子供格差」です。 教育にはお金が必要で、それを賄う親の貧富の差によって子供の未来が決まってしまうという話です。 上記のように、良質な教育にはお金がかかるという当り前の話を情緒的な記事に仕立てて掲載しているメデ…

知の生産者を目指そう

これからの知的生産は、組織ではなく時間の勝負になるのではないでしょうか。 僕は「在野の時代」が来ると思っているんです。 大学などの組織に属していなくても、時間が自由に使える状態にあれば、それはとても大きなアドバンテージになる。 早期にリタイア…

*[その他]Google以後の情報整理法

My Life Between Silicon Valley and Japan グーグルに淘汰されない知的生産術はじめて、スターをつけました。凄い記事です。大感謝。 つまり、気になった記事や論文を切り出して、ファイルに保存して……といった旧来の整理法はもはや無意味で、自己満足にし…

道筋みたいなものが見えない人

5月8日に発売される「私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる」という本で教育学者の斎藤孝さんと対談したときに, いわゆるできない子っていうのは,できる人にとっては当たり前な,これをやればこうできるという道筋みたいなものが見えなくて,霧の中にいる…